本漬けとかんたん漬けの違い
らっきょうの「本漬け」と「かんたん漬け」の違いは、主に漬け込む期間とその手間にあります。
本漬けは、らっきょうを塩漬けにした後、数週間から数ヶ月かけてじっくりと漬け込む方法です。
この方法では、らっきょうを一度塩で漬けた後、甘酢に漬け込んで熟成させます。
時間をかけることで、味が深くなり、風味がしっかりと染み込みます。
かんたん漬けは、名前の通り、手軽に作れる方法で、塩や酢を使って比較的短時間で漬け込みます。
通常、数日から一週間程度で食べられるようになります。
味の深さは本漬けほどではないですが、早く食べられるため、手軽に楽しむことができます。
本漬け

本漬けの「14日間塩に漬ける」理由
らっきょうを乳酸発酵させるためです。
乳酸発酵することによりらっきょう本来の「旨さ」が増してきます。
独特の臭いが発生しますが途中でやめないでください。
かんたん漬け

手づくり調味液(らっきょう酢)の作り方
らっきょう1㎏(根付の場合は、根を切り落とした後)に対して、
水150ml、砂糖250g、食酢350ml(酸度4.5%)を用意する。
水に砂糖を加えてひと煮たちさせ、
冷えてから食酢を加え小口切りにしたトウガラシを入れる。
なお、砂糖・食酢の量は好みにより加減し、味を整えてください。